Blog大成ファミリーブログ

燃料電池

2014年08月02日

先日、奈良でお引渡しをさせていただいた「涼温な家」N様邸には、大阪ガスのエネファームが設置されました。ご存知のようにエネファームは燃料電池と呼ばれる仕組みで発電しますが、最近、トヨタが同じ仕組みで発電した電気で車を走らせる「燃料電池車」を2014年度中に一般発売すると発表していました。家で使う電気を自家発電する機器としてはすでに太陽電池を屋根に載せる太陽光パネルが一般的ですので燃料電池で発電するといってもあまりお客様の反応は大きくありません。各戸には電力会社から電気が供給されているので雨の日や晩に発電しなくても差し迫ったことにはなりませんので、しばらくは太陽光発電が家の自家発電装置のメインだと思われます。ただ、最近のガソリン価格の高騰や地球環境の保全などから、代替エネルギーとして電気自動車への転換が少しずつ進むのではないかと思います。そこから考えると車の「燃料電池」への期待は家の発電装置とは比較にならない大きな期待が寄せられているように感じます。ところでこの燃料電池は水素と酸素から電気を作り出すという、今までの発電機とは根本から違う技術への興味がつきません。トヨタの発表では水素のもつエネルギーの83%を電気エネルギーに変換できるとの事です。原子力発電などでも、電力を生み出すのはお湯を沸かし蒸気でタービンを回すという仕組みですので従前のやり方と変わりありません。60坪をこえる大きなお家に2世帯が住まわれますが、エアコン1台ダクト1本で夢のような住み心地を実現する「涼温な家」が革新的な技術のエネファームとN様邸でどのような効果を得るか、時々にお伺いしてお話をお伺いしたいと思います。

担当者コメント

N様はエネファームと太陽光発電を組み合わせたダブル発電を採用され、涼温換気の家の性能と合わせて、ゼロエネ住宅の認定をうけられております。