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スマートウェルネス住宅等推進事業シンポジウム

2014年10月21日

先日、「健康・エネ住宅を推進する国民会議」が主催するシンポジウムに行ってまいりました。

今回のシンポジウムは、疫学調査やリフォーム補助を含めた事業内容を大阪府の医学、建築学の専門家および行政関係者、大阪府民など広く知ってもらうことが目的で、府民の協力のもとに住宅の断熱性が健康に与える影響を調査解明し、大阪に適した住宅や住まい方を将来的に見つけることが大阪府民の健康長寿や若年者の健康維持につながる可能性について議論されました。

基調講演では慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科の伊香賀俊治教授より「住宅と住まい方と健康に関する啓発・調査を大阪府民で行い、健康長寿・地域活性化国のモデルに」と題して講演されました。

 

住宅の断熱性能を上げることによって健康増進につながっていくということを医学的に証明するというのには大変な時間と、数多くのデータが必要になるのだと改めて実感させられました。

しかし、そういう中でも近畿大学建築学部長、岩前篤教授はじめ3年間という期間をかけて多くのデータを集め、立証しようとしている人達がおられることに感激し、とても熱意が伝わってきました。

 

 

担当者コメント

エネルギー問題が先走りし、住宅も太陽光発電、創エネと高効率な設備ばかりに頼る住宅が多くなってきている中、前向きに住宅の断熱性能にこだわり、それを医学的に立証しようとする人達に会えて弊社の進むべき道は間違っていないと確信いたしました。
「涼温な家」をより多くの方に知っていただきたいと思いました。