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Blog大成ファミリーブログ
カンナ掛け
2014年10月15日
涼温な家の現場、S様邸では岸棟梁、岸棟梁のお弟子の佐藤棟梁、佐藤棟梁のお弟子梅原君が入ってくれています。
毎日二人の棟梁に囲まれ、実地試験の連続で緊張していることだと思います。
先日は昼食の休憩時間を利用してカンナの使い方を練習していましたが、二人の棟梁は丁寧に解り易く、身振り手振りを交え指導されてます。
職人の師弟の指導方法といえばとにかく厳しいものというイメージがありますが、二人の棟梁には無駄に厳しいところはありませんが「若い後継者を育てるのは自分たちの使命であり、早く一人前になってほしい」という熱意を、またその熱意に応えようとする梅原君の意気込みも強く感じました。
現場監督見習いとして神南君が入社し、大工見習いとして梅原君が加わりました。
涼温な家を広める若手が一人でも多く育ってほしいものです。
皆既月食
2014年10月09日
月・水・金の夜に1時間半ほどお友達と健康のために歩いているのですが、月と星を見るのが日課になっています。
昨日は、皆既月食の日でしたので、いつもより時間を早くしルートも月がよく見える枚方穂谷川の土手の遊歩道からと決めて月を見ながら歩きました。
三脚にカメラで月を撮影している人、子ども連れで月を見ている人の多いのにびっくりでした。
私達もとてもきれいな皆既月食が見れたので感激しました。 大野 清美
次の皆既月食は来年の4月とのこと。楽しみです。
「涼温な家」がイギリスに?
2014年10月07日
「いい家をつくる会」の松井代表は、現在ヨーロッパへ家づくりの視察旅行に行かれています。現在はイギリスでの視察のようですが。その様子を毎日ブログにアップされ、イギリスの住宅事情の一端を我々に伝えてくれています。
私がヨーロッパの住宅にもつイメージと言えば、長寿命、石造り、高断熱、そしてハイレベルの省エネ住宅への取り組みなどです。そのあたりは今回の松井代表のリポートでも伝わってきており、築100年とか150年の住宅に価値を見出すイギリス人気質は、変わらず続いているようです。ただ樹脂サッシの利用や断熱性の高さに関心をはらう人は多いようですが、換気に注意を向ける方があまりいらっしゃらないようです。
省エネへの関心から熱交換器に注意を払う人は増えているようですが、換気経路やフィルターの掃除に注意を向ける方は皆無なんだという印象です。私は「涼温換気SA-SHE・涼温な家」ばかりに携わっていますので、「気密・換気・メンテナンス」は最重要な命題です。常日頃、フィルターの汚れを目にしている者にとっては、換気システムとフィルター管理をおろそかにして健康で住み心地の良い家はできないと確信していますので、日本と変わりない意識のイギリスの現状は、驚きでもあり、「涼温な家」がいかに良い家なのかを再認識させられた次第です。
別の日のレポートhttp://180.222.85.213/blog/2014/10/post-2113.htmlにはイギリスの百貨店で売られている「HOT WATER BOTTLE」、日本でいうところの「湯たんぽ」が、イギリスの冬には欠かせないらしく、夏は窓開け換気、冬は布団に湯たんぽの暮らしぶりは、イギリスの住宅への認識を一新させられるブログでした。
そんな記事の中にイギリスのコッツウォルズという地域に40棟ほどの分譲住宅をつくる計画があり、そのうちの1棟を「涼温な家」での採用が検討されているとありました。もし実現すれば、松井代表は大工と現場監督を派遣するようです。実現すると日本でも話題になり、「涼温な家」の啓蒙にもインパクトを与えてくれそうですね。
話は違いますが、松井代表のレポートに登場するイギリスの住宅価格は驚くほど高価格で、億を超える物件が多数登場します。最近目にした業界機関紙によりますと、リーマンショックで痛い目にあったはずのアメリカでも同じなような傾向があり、住宅着工件数の増加とともに高級住宅志向がより進んでいるようです。ちなみにアメリカの新築住宅の着工件数は8月だけで一戸建て64万戸、集合住宅は30万戸とでていました。ちなみに日本の8月はどうかというと、一戸建て新築住宅が約2.5万戸、共同住宅が約2万戸、貸家が約2.5万戸です。
松井代表の次の訪問地デンマークからのリポートが楽しみです。
画像は弊社体感ハウスに設置されている涼温換気システムの空気浄化装置「フィルターボックス」と、その内部で濾しとられた付着物がくっついた各種フィルターの汚れです。
たった1か所の空気清浄化ボックスを定期的に管理するだけで、常時きれいで快適な空気環境を保てる「涼温な家」。
涼温換気システムは世界でもまれな換気システムだと実感させられた松井代表のブログです。
住宅省エネルギー技術設計講習会
2014年10月06日
住宅省エネルギー技術設計講習会に参加して来ました。
昨年10月に施行されました新しい省エネ基準(平成25年省エネ基準)での家づくりに必要な
性能基準値(外皮平均熱貫流率、日射取得率)計算方法や数値の拾い出し方法
これからの断熱設計や断熱施工についての講習を受けました。
私たちがつくる涼温な家には大変重要な部分ですのでこれかの業務に役立てて行きたいです。
セミナーのご案内
2014年10月05日
11月9日の日曜日に開催する『涼温な家』のセミナー告知ポスターが出来上がりました。
松井修三さんと久保田紀子さんをお招きして開催するセミナーの時はこのような告知ポスターを作り、体感ハウスのホワイトボードに掲げます。
そしてそれは、いつの頃からか知らない間に私が作らなければいけないような空気になり…今ではなぜか担当者のようになってしまっております(^_^;)
とは言いましても、POP字やかわいいイラストが描けるわけではないので、考えて考えた結果、折り紙を使って季節の植物や動物を折ってそれらを貼り付け、毎回何とかごまかしている次第でございます。
…というわけで今回は秋仕様にしてみました。
松井さんと久保田さんが講演に来て下さる頃には大阪でもこのような紅葉が見られるでしょうか?
土地の有無・建築予定時期などにかかわらず、どなたさまもお気軽にご参加ください。お待ちしております。
涼温な家の気密測定
2014年10月02日
先日、S様邸の気密測定をさせていただきました。
“涼温な家”の本にあるように、弊社では気密性の高い家を目指しております。そのため全棟気密測定を行っておりますが、大工さんの意識の中は常にオリンピックの競技種目のように、いかに良い数値を出すかというところで常に高い意識の中で奮闘していただいております。
なぜそこまで気密にこだわるのかと言いますと、気密性の低い住宅(隙間の多いお家)は絶えず空気が勝手に出入りしていますので、暖房しても冷房してもエネルギーロスが大きく、壁に断熱材を入れても断熱の効果を発揮するどころか、内部結露などを起こしかねないのです。 つまり断熱だけでなく、気密性をいかに上げるかがエネルギーロスを防ぐには非常に重要になってくるのです。
“涼温な家”は1台のエアコンで、家中の冷暖房をまかないますので当然気密がしっかりしたお家であることが必須条件でもあります。 つまり家中を暖めるということは焚火のように暖をとるというやり方とは全く考え方が違います。
真冬の夜に室内温度が8度で布団の中が28度とするなら、トイレへ行きたくてもその時点で20度の温度差があれば布団から出るのに勇気がいります。 今までの家づくりからすると大半このような家が当たり前だったのでしょう。
“涼温な家”の本をお読みいただければよりご理解を深めていただけると思います。
また、体感ハウスで空気質の違いを肌で感じ取っていただきたいと思いますので、是非お越しください。
写真は気密測定にS様ご夫妻がお立会いいただきました。 測定結果はC値=0.08でした。
涼温な家ゼロエネ住宅推進事業
2014年10月01日
先日、N様邸にこの夏の光熱費についてお聞きしてきました。
と言いますのも、N様のお家はゼロエネ住宅推進事業に採択された住宅で、毎月の光熱費を1年間記録、報告する義務がございます。7月の中旬からお住まいになられましたので、今回はその間の光熱費を教えていただきました。
N様邸は延べ60坪程のお家で、太陽光パネルとエネファームを装備されている電気・ガス併用のお家です。
この夏は涼温な家の特徴でもある1台のエアコンをフル運転で、少し夜中に消すという程度で過ごされたようです。それで8月の電気代は1万5617円でガス代が7238円の計2万2855円、太陽光の売電が1万8450円で相殺すると4405円の光熱費が掛かったということでした。
9月は電気代が6236円でガス代が1万67円の計1万6303円、太陽光の売電が2万3250円で6947円浮いたようで、前月分の光熱費4405円が取り戻せたとのことでした。
この調子でいきますと1年間トータルではゼロエネで過ごしていただけるかと思いました。
涼温な家で快適にお過ごしいただき、さらに実質光熱費ゼロとなれば申し分のないお家だと思います。
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