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削ろう会
2015年04月20日
岸棟梁のかんな削りの腕前も進化しているようだ。
特に今年はかんな削り大会が来月5月に関西開催で、神戸で行われるということもあって岸棟梁の気合の入れようがいつもと違うようだ。
休みの日は、かんな削りに没頭しているとのことだった。
今日も昼休みに現場でかんな削りの腕前を実演していただいた。
本当に木を削っているかと驚く程の薄さに削られていきます。
削られた檜は水が簡単に弾くくらいにツルツルに、仕上がっていました。
自前のゲイジでは5ミクロン程の薄さまで到達されているようでした。
岸棟梁も削ろう会に参加されて、4年ぐらいになるかと思いますが、日々進化されているようです。
まだまだ匠の技を進化されている岸棟梁に脱帽です。
5月5日の削ろう会は是非とも応援に駆けつけたいものだ。
そして、30年ほど使ってきたかんなを見せていただいた。
岸棟梁が言うのには「今まで使ってきたかんなで勝負することで今まで培ってきた技術が生かされる」と言っていました。
かんなの歯を研ぐにも隠れた技術があることに感心させられました。
今日も岸棟梁が輝いて見えました。
やはり、先代社長小倉会長が認めた大工さんだと改めて思いました。