Blog大成ファミリーブログ

T様邸のメンテナンスにお伺いして

2015年05月29日

先日、3年前にソーラーサーキット工法から新換気システムへリフォームされたT様邸のメンテナンスにお伺いいたしました。

その際、ご主人様から一冊の本を手渡されました。 その本はT様が通う内科医の先生がT様に「空気による人体の影響について知りたかったら、この本を読みなさい」と言われ渡されたものでした。その本を熟読されたT様は、空気というものの大切さをもっと知らないとダメだとの思いから、私にぜひこの本を読みなさいと言われました。

タイトルは「安全な空気を取り戻すために」というタイトル菱田一雄 嵯峨井勝 著の本(岩波書店)で 、その本の中身は実際に起きたロンドンスモッグ事件など、大気汚染によって多くの方が亡くなられた事例が挙げられており、空気が人体に及ぼす影響などが詳しく書かれていました。そして実際に大気汚染を食い止めようとした、国への働きかけなどが紹介されてありました。

この本を読んだT様いわく、多くの人は水や食べ物に気を使いますが、人は空気は選ぶことができないので、あまり意識されないのだと、つくづくこの本を読んで空気の大切さが分かると新換気の家の素晴らしさに気付かされますと言われました。また、2年ほど愛媛県の田舎暮しをしてきたので、最近外の空気の汚れに敏感になったのもあるのか、「室内の空気がきれい」というのはこれから家を建てる方には常識になるのだと思うのですと。

私もおおいにそのとおりだと思います。

担当者コメント

しかし、実際国が推し進めているこれからの家づくりの方向性は、家の燃費に目を向けたものばかりで、太陽光・蓄電池・HEMZ、設備機器類に頼るばかりです。
これでは実際住む方の健康、そして住み心地には一切目を向けられていないものばかりですので、これからも進むであろう環境汚染も踏まえて家づくりを考える必要があると確信いたしました。