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無垢檜とは
2015年07月17日
今回Y様邸の構造見学会において、佐藤棟梁にカンナで檜柱を削る実演をしていただくことになりました。
一口に削るといっても奥が深く、かんなの刃を手入れするところから技術が必要となります。柱をまっすぐに削れないと、一人前の大工さんといえないということです。
佐藤棟梁は、親方岸棟梁に口酸っぱく言われ、これまでいろいろな現場を経験させてもらったといっておりました。柱が真っ直ぐに削れていないと、鴨居、敷居、廻り縁など、あらゆる取り付けの際に、隙ができたりしてしまうので、まずはまっすぐ削れることが基本で、そこから廻り縁の加工や、敷居の加工等様々な箇所の加工技術を学んでいくそうです。
そのような奥深さを常に勉強し、進化し続ける佐藤棟梁を見て岸棟梁は嬉しくて仕方ないようで、時たま佐藤棟梁と一緒に仕事をしている時の岸棟梁は笑顔があふれ、弟子が腕を上げていく姿を誇らしげに感じているように思えます。
このような二人が無垢檜の良さや、加工の仕方など奥深い技術などを、今回7月18日19日のY様邸の見学会では実演で語っていただきます。無垢檜の良さを実感していただける絶好の機会ですので、Y様邸の見学会に多くの方にお集まりいただければと思います。
やはり、檜の香りにはどこか癒されます。涼温な家に於いての心地よさにプラス木のかおりが包み込んでくれるこの空気感を是非感じてもらえたらと思います。