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涼温な家のセミナーに大勢のお客様がご来場されました。

2015年09月14日

昨日、松井さん久保田さんを、初めて初秋の京都にお迎えをして「涼温な家のセミナー」を開催させていただきました。JR京都駅前の「メルパルクホール」に16組29名のご来場者様をお迎えし、午前11時から午後3時まで長時間お付き合いをしていただきました。

終了後には、大勢のお客様から個別のご相談をご希望いただき少しお待ちいただいたりしましたので、嬉しい思いとともにご不快な思いをされなかったのかどうか心配もしております。でもそれぐらいセミナーの内容とお聞きいただいたお客様の反響がこだましたセミナーではなかったかと思います。

午前の部では、京都でおととしの夏から涼温な家にお住いのN様から、お話をしていただきました。

涼温な家との出会いから実際に住まわれて2年間の住み心地に関して、とても具体的でわかりやすいお話を聞かせていただきました。ご主人様は京都にある有名な建築系の某国立大学の教授で1級建築士という建築の専門家ですのでそのお立場での考え方がありますが、奥様は結露で汚れた窓やカーテンのお掃除などを通じて、実際の生活に根ざした家づくりは私がずっと専門家だという自負を最後まで貫かれました。結果にはご主人様も満足されたようで、半年前のセミナーでは当のご主人様が、ご来場者を前に体験記を語っていただいたことが思い出されました。

他にも弊社との出会いで創業者の小倉会長との逸話もお話いただき、その精神が今の大成にも脈々と受け継がれていると言っていただいたくだりでは、ついうるっと来てしまったのは私だけではなかったかもしれません。

午後からは久保田さん松井さんから多岐にわたる内容で、いかに涼温な家が理にかなった工法であるか、特に涼温換気システムは世界でも比較するものがない素晴らしい換気システムなんだという事をわかりやすくお話しいただきました。ちなみに特許が下りたことにも触れられていましたが、そのことよりもいろいろな工法が乱立し、キャッチコピーだけが華々しく煽り立てる業界にあって、本当の家づくりは「住まいとは幸せの器である、住む人の幸せを心から願える者でなければ住まいづくりに携わってはならない」という「涼温な家」の根本精神をあらためて示されたことが、ご来場者様の共感をいただいたのではないかと感じました。

最後にN様がご主人様からの伝言として話された内容の一部をご紹介させていただきます。

「この家は、これまで長年、外断熱高気密という事に取り組んできた方たちの、試行錯誤の結果、数々の失敗や教訓も経て、また材料の研究や開発が進んだ事と合わさって、ようやく完成されてきたものではないかという気がする。ただどんなに良い材料、良い工法であっても最終的にはそれを造ってくれるのは一人一人の人間である。結局はどんな人がそれを造ってくれるのかにかかっている。その点、大成さんという会社と出会い、我々の家を建ててもらえたことを、大変嬉しく思っている。」

弊社のセミナーにご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

担当者コメント

今回の「涼温な家」のセミナーは、弊社としてはじめて京都で行いましたが、大勢のお客様にご参加いただき、ほっとしております。ありがとうございました。
実を言えば、今回の京都での開催を強く勧めていただいたお客様がいらしゃいます。その方はすでに「涼温な家」にお住いのH様なのですが、住み心地の良さをいたく気に入っていただき、もっと京都のお客様に広く知ってもらえるよう「セミナー」を京都でと、弊社の背中を押していただきました。
そのH様が開催直前に会場にお越しいただき、激励のお言葉をかけていただきました。まさかと思っていましたので驚きと感謝で言葉がつまりました。H様や今回お話いただいたN様のように、弊社を暖かく支援していただいているお客様の存在があってこその家づくりだと実感したひと時でした。