Blog大成ファミリーブログ

ZEH普及実績と目標の公表

2017年05月30日

一般社団法人 環境共創イニシアチブのネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業につついて、

2016年度(平成28年度)の普及実績、

及び2017年度(平成29年度)~2020年度(平成32年度)の目標を以下の通り公表いたします

滋賀県草津市で構造見学会

2017年05月29日

27日(土)・28日(日)の両日、滋賀県草津市で涼温な家を建築中のN様邸をお借りし、構造見学会を開催させていただきました。

この地域は、住みよさランキングの近畿ブロックでは連続1位を獲得するなど、住環境の素晴らしい所で、その一つの例があふれる緑です。

地区計画に緑化率が定められていて、他の地域に比べてとても高くなっています。当日も植栽の手入れ、特に今の時期に盛りのさつきの植え込みを手入れされているご家庭をたくさん見かけました。住民の皆さん方ご自身による環境の向上に努めておられる雰囲気を感じます。

両日はお施主様のN様ご夫妻が会場においでいただき、ご来場のお客様に自らご説明いただくなど、私たち以上に力の入ったご案内やご説明をしていただき、お客様には社員の説明以上に深くご理解いただけたご様子でした。

また、初日には隣接する大津市で涼温な家を建てられ、1年半近く住まれたK様ご夫妻にもおいでいただきました。

K様邸の見学会にN様ご夫妻が参加されたご縁で、N様邸の着工時から進捗を気にかけられ、この機会にと見学に来られた訳ですが、お客様やN様ご夫妻に住み心地の実体感をユーモア交えお話しいただいたことで、完成後の住み心地や省エネなど、涼温な家の実力を十分に、しかも楽しく理解いただけました。初対面のお客様でも一瞬にして垣根を無くすK様のお話し上手にはいつも驚きと感動するばかりです。

今回は建築中の見学会で、本来の涼温性能や空気質は感じていただけませんが、上質な住み心地や耐震、お家の高耐久性に関わる構造は目の当たりにしていただけたのと、屋外は初夏の陽射しで暑いのですが、建物の中に入ると別世界のようで、緑の中を通り抜けて入ってきた風がとても清々しく、爽やかに感じていただきました。

これが涼温な家で採用される完全外断熱の性能です。

8月の完成時には完成見学会開催のご了承もN様ご夫妻様からいただき、今から開催が楽しみです。

 

 

担当者コメント

今回、遠方からもご来場いただき、ありがとうございました。完成見学会にも是非ご参加いただければと思います。
N様ご夫妻様には2日間にわたり絶大なご支援をいただき、ありがとうございます。
この度の大津市のK様からお施主様のN様というように最近、涼温な家が取り持つ縁が続くことが増えてきましたが、もっともっとご縁が広がりますよう『「いい家」が欲しい。』本に書かれた「お住まいの方の幸せを願った家づくり」を社員一丸で続けていきたいと思います。

風量測定

2017年05月27日

弊社におきましては、いつも24時間換気の排気ダクト配管が終わり天井ボードを施行する前に必ず風量測定を行っております。

今回は、川西市でお建てするY様邸の現場で、西村専務が設計担当者として、湯浅現場監督が現場担当者として中心になり、風量測定をさせて頂きました。

測定機を仮設置し、それぞれの部屋への配管の風量が出るか確認いたしました。建物が完成して風量が出ないということが無いように、事前にチェックする大変重要な作業工程の一つです。

実測することによって色々とわかることも多く、今後のダクト配管のプランに参考にもなります。 涼温な家は換気が主であるので 、この工程が住み心地を大きく左右しますので、しっかりと検査していかなければなりません。

今回も換気計算書通りの風量が確保できておりました。 次回はいよいよ気密測定になります。

Y様邸も佐藤棟梁の下、順調に工事が進んでおります。 Y様邸はお施主様のご好意により、6月24日、25日に構造見学会をさせて頂くことになっております。

担当者コメント

換気システムや高気密住宅、耐震、白蟻対策などに興味のある方、是非ご参加下さいませ。
今迄の家づくりに対する考えが変わること間違いなしです。
どうぞよろしくお願いいたします。

草津市で気密測定

2017年05月15日

先日、滋賀県草津市でお建てするN様邸の気密測定をさせて頂きました。

当日はN様邸の奥様にお立会い頂き、実施させていただきました。

弊社では必ず1棟1棟気密測定を実測致します。

多くの工務店やハウスメーカなどはカタログに謳う数値だけで、実測しないことが多い中、弊社では必ず実測し、その建物の性能値をお調べさせていただいて、さらにその気密測定の際の実測目標値を0.5以下と定めております。

実際数多くの現場で実測をしておりますが、最近の実績平均では0.2以下に気密が向上しております。

これも専業工務店となり、大工さんの技術力と経験、そしてサッシの性能の向上も大きく関わってくるところだと思われます。

サッシの選定も含め、経済設計コスト面も重要なところではありますが、実測が証明する以上、性能の良し悪しを決めるサッシの選定も間違ってはならないところだと思います。今回も平山棟梁が緊張するなか、実測が始まりました。測定器のファンが回り出しますといつもながら緊張します。

 

担当者コメント

ピーと測定器の終了の音が鳴った瞬間、測定の数値を見ますと、なんと0.1と表示されており、測定士の方からとても良い数値が出ましたとお褒めの言葉を頂きました。

隙間相当面積も18c㎡という素晴らしい数値結果でした。

技術と伝承

2017年05月06日

先日岸棟梁と久々にゆっくりとお話する機会がありました。

その時に出た話題が、今後の大工さんの技術力の話であった。

岸棟梁が言うにはこうだ。「プレカットが主流になってくると、今の大工の技術力はすたる一方だ。機械に頼らず自分の頭で墨つけ加工する技術も伝承すべきではないか」というのだ。

「どこの物件でもいいので、一度刻み加工できないか」というのが岸棟梁の切なる願いであった。私もお客様のニーズにあえば是非20年前のあの活気に満ち溢れた加工場できざみをやってみたいとも思う。

そんな事を言ってくれて、また、それだけ刻みに自信がある棟梁が弊社を支えてくれることに嬉しく思う。機械化合理化が主たる文化になりつつ現在、日本の技術力を伝承していきたいと願う棟梁がいることに驚きである。先代の小倉会長が信頼を寄せる岸棟梁ならではの発想であり、意見してくれたことに感謝したいと思いました。

 

 

担当者コメント

このような話が夢もの語りにならないようチャレンジしたいものである。
岸棟梁は日々若手の大工さんを見ながらもどかしく思っているのか、先日の岸棟梁の目は真剣で、時間を忘れるぐらい熱弁であった。熱弁をふるうその横で佐藤棟梁はとても嬉しそうであった。
どこか熱い絆を感じ取れる瞬間でした。私にとっては有意義な時間となりました。