Blog大成ファミリーブログ

新しい筆

2018年03月23日

先日、柏原市でK様邸の上棟式が行われました。

上棟式では一番高い棟木に棟梁が棟札を取り付け、災いが起こらないように祈願するのですが、私はその棟札に、上棟した日時やお施主様のお名前などを書かせて頂いています。

棟札は柱と同じ無垢の桧でできていますので筆は毛先がすり切れやすく、まぁまぁの頻度で筆を買い換えています。これまでは軸が細い方が好みという他は特に筆自体にこだわったことはありませんでしたが、先日「無垢の木材に使用するのに適した筆」というのを見つけたのでそれを購入してみました。

そして今回はその筆を使って棟札を書かせて頂きましたが、使ってみてビックリです!

墨の持ちも筆の弾力も今まで使っていたのとは格段に違いがありとても使いやすく、さすが専門的に売り出しているだけのものだなぁと感激しました。

そしてこんな私でも筆の違いを感じられたことにも感動。笑

小屋裏にいつまでも残るものなので、これからも出来るだけ丁寧に心を込めて書かせて頂きたいと思っています。

担当者コメント



平野智奈