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松下幸之助歴史館視察
2018年06月07日
先日大阪実践経営塾の5月例会に参加いたしました。今回のテーマは「100周年を迎えるパナソニックの創業者である松下幸之助の経営哲学を学ぶ」と題しまして松下幸之助歴史館の視察とパナソニック総務部長、パナソニック共済会社長を歴任され、現在守口門真商工会議所専務理事をされておられれます、相原伸次様のご講演という内容でした。歴史館の視察のことなのですが「道」と題しまして幸之助さんの言われた言葉が歴史館入口に飾られてありました。その文章がとても幸之助さんの人生観が伝わる文章だと感じましたのでご紹介させていただきます。道と題しまして「自分には自分の与えられた道がある。広い時もある。狭い時もある。上りもあれば下りもある。思案に余る時もあるだろう。しかし心を定めて希望を持って歩まなければ必ず道は開けてくる。深い喜びもそこから生まれてくる」
歴史館のコンセプトも幸之助さんの94年の生涯で幾多の苦難を乗り越える中に見出した「生き方、考え方」その道をたどりながら、幸之助さんの経営観や人生観を学ぶことができるように構成されてありました。とても魅力ある展示がいっぱいで正直視察時間があっという間に過ぎてしまいました。また、相原様のご講演の内容もスケール感の違うお話で、世界に誇るトップメーカーだと感じるお話ばかりでした。特に東京浅草寺の門や提灯を寄付されて作られたことは有名ですが、大阪梅田の歩道橋も当時交通渋滞の緩和のために、幸之助さんが寄付されて作られた話を聞いて驚きでした。いかに、企業にとって社会貢献が大切な事だと実感いたしました。スケール感が全く違うので、到底私たちには真似できることではないのですが、私達が出来る事と言えば、省エネな健康な住まい(涼温な家)をお建てして医療費や1次エネルギーの削減などで社会に貢献できたらと思いました。
この視察を通じて先代社長が言われた 「お客様のためになるか 社員さんのためになるか 楽しいか」を改めてこの言葉に秘められた想いを感じることが出来ました。