Blog大成ファミリーブログ

精華町でのどかな田園風景

2015年10月18日

先日、京都府相楽郡精華町のF様邸基礎工事の視察の帰り道、田園風景の美しさに目が留まり思わず車を止めてその風景を眺めてしまいました。

金色に輝き、風に波打つ稲穂がとても美しく感じらました。小さい頃に良く見た景色も造成など見られなくなってきているので、なんとなく田舎を思い出させてくれ、よく稲刈り後に田んぼで野球などしてばあちゃんに叱られたことなど思い出していました。

深呼吸したくなるようなとても美しい風景の広がりにほんの少し癒されるひと時でしたが、次に通るときは稲刈り後かなと思うとなんだかもったいない気がしてしまいます。

F様邸は10月末には上棟です。そして11月には見学会を開催させていただくことになっていますので、是非ご参加頂ければと思います。 構造体にヒノキの柱を使い、無垢材にこだわって建てています。

担当者コメント

是非とも大成の家づくりのこだわりの部分を見て頂ければと思います。

横浜でマンションが傾く

2015年10月16日

横浜で大手のマンション販売会社と系列の建設会社が建てたマンションが傾いていると報道されています。原因は地盤の地耐力が不足しているにも関わらず、正確ではないデータで杭工事を行ったことに起因する傾きらしいのですが、問題は故意のデータ改ざんが疑われているところなのでしょう。

故意のデータ改ざんで思い出されるのが、今から10年前に世間を騒がせた姉歯問題です。すべての建築世界に恐ろしいほどのインパクトを与えたこの事件の前と後では建築にかかわる何もかもが変わってしまいましたが、一番大きく変わったのは、日本人はこのようなデータ改竄はしない、という大前提が崩れた事かもしれません。

ただこの事件は、結果として一建築士個人の事件として法的に扱われ、1審判決も出ています。それが真実だとしてもそれで本当に大丈夫なのか危惧した人も多かったと思いますが、あれから10年、とうとう今回は大手という組織に属する人達が、結果を考えるとそら恐ろしい事に手を染めてしまった訳です。結局経済の論理優先主義では大手も個人も関係なく、このような事が起こってしまう時代に突入しているのを実感しました。

そう言えば日本だけではなくドイツの自動車会社もデータ改竄で世界中を騙していました。空気は目に見えないので誤魔化したんでしょうね。

住宅づくりもそうなのですが、建築工事には、隠れてしまう所がとても多く、工事が進むと見えなくなります。そしてそこにこそ拘らないと後で取り返しのつかない問題が起こってくる要素が多く詰まっています。でも拘ると高くつき工期も延びる。経済の論理に合わなくなります。今の家づくりは2か月が標準工期らしいので。

 

 

我々、住宅づくりを本業としている者は、何のためにお家を造らせていただいているのかを、常に意識しながら事にあたる必要があります。それは「いい家をつくる会」会員が共有する信条「住まいとは幸せの器である。住む人の幸せを心から願える者でなければ住い造りに携わってはならない」です。

私たちが最初に弊社を訪問していただいたお客様に説明させていただく内容は、隠れてしまって後で見えなくなる所ばかりです。あげさせて頂いた工事写真はその一部ですが

写真①は基礎コンクリート一体打ち工法

写真②はTIP工法

写真③は屋根外断熱施工

 

それこそ地盤補強から基礎工事、柱や梁などの構造的に重要な部分。加えて断熱・気密に換気に涼温房など。工期も平均6か月かかりますとご説明させていただきます。

建築は経済倫理を優先すると危うくなります、皆さんが気が付かないだけかもしれません、今回のような大事にならないと。

担当者コメント

また嫌なことがおこってしまいました。こんな事が当たり前のように繰り返されるのはゴメンですね。皆さん、隠れてしまう所にこだわりましょう。

子犬がやってきました。

2015年10月15日

訳あってチワワが2匹我が家にやってきて、思いもよらず子犬を4匹産みました。それもやってきてから2か月ちょっとで。自宅で自然分娩でしたのでてんやわんやでしたが感動的な4時間ほどのドラマで、得難い経験をさせてもらいました。母犬もまだ生まれて2年過ぎたところですが、完璧に4匹の出産をやりとげた様子は頭が下がるというか、今も懸命に子犬に乳を与えたりしてます。一応仮の名前を付けましたが、長女「ひめ」長男「いちろう」次男「ぽん」三男「さぶ」です。

そんな子犬たちも産まれて45日たちましたが、生まれたばかりのころからみると見違えるようになりました。体重は5倍~6倍になり、歩くどころか跳んだり跳ねたりしながら我が家の隅から隅を探索中です。

まだしつけが出来ないので、そこらで適当に排尿排便、後始末に追われていますが2か月目になると躾をしっかりやるように獣医さんから聞いています。

ただその頃には何匹かはお別れする事になるので、今は一生懸命かわいがっています。もう少しの間、我が家の主人公です。

担当者コメント

4匹とも飼えれば良いのですが、あまり無責任な事もできませんので。

馴れ親しんだお家の思い出に

2015年10月14日

先週より大阪市内にてK様邸の新築工事が始まりました。

馴れ親しんだお家の思い出に既存の建具を3枚、地板を1枚、下駄箱を1本新築のお家に使いたいというご要望頂きましたので、解体工事に先駆けて建具や地板の取り外しを行いました。

地板はご主人様のお父様が机として使用していた物を地板として広縁に加工し貼られたもので、新築のお家ではカウンターとして再々度使用させていただくこととなりました。

 

 

 

担当者コメント

これから新築のお家が出来上がって行くまで、汚さないようにしっかり養生し、大切な思い出をお預かりしたいと思います。

連休満喫してまいりました

2015年10月13日

この連休を利用して、友人と二人で秋山登山に行ってきました。
上高地・徳沢(標高1550m)から長塀山(2564m)を経由して蝶ヶ岳(2677m)、横尾(1615m)から上高地(1504m)へ戻ってくる山小屋泊の一泊登山です。

今年に入ってから、出かけるとなると決まって雨にやられてしまうことが多く、とうとう雨女と呼ばれることに抵抗がなくなってきてしまっていたのですが、天気予報ではなんと当日は晴れ!!!
登山は久々ですし、前回と前々回は雨で苦しいだけの山登りだったので準備もウキウキです♪

ところが、日が近づくにつれどんどん雲行きが怪しくなってくる…ドキドキ。
そして当日の朝、天気予報では10時頃まで雨…「結局雨かい!(涙)」
それでも午後には晴れの予報だし景色を楽しみながら歩けるだろうと、なんとか気持ちを盛り上げながら登っていましたが、10時になっても雨がやむ気配はなく、それどころか雨脚はどんどん強くなってきて、風まで吹き始める始末。
寒さと疲労に耐えながらやっとの思いで頂上にたどりつきましたが、目の前は真っ白で、数十メートル先にあるはずの小屋はまったく見えません。

しばらく必死で目を凝らしてあたりをうかがい、うっすらと小屋らしきものを発見!
「あったーーー!」と二人で向かおうとした矢先に突風が!
そのまましばらく風は吹き荒れ、前に進めないどころか立っているだけで飛ばされる。
「これ!まずい!!」友人と二人で抱き合うようにお互いのリュックをしっかり掴み合いながら身体を丸め、ただただ風が止むのをじっと待っていました。

そんな感じでたどり着いた小屋は、この悪天候で足止めを食らった人や、急きょ予定を変更してここへ辿りついた人がたくさんいて、結構にぎわっていました。
雨は止んだものの夜中もずっと風は吹き荒れていて小屋は時々揺れていましたし、予報でも回復する見込みはなかったので、二日目はまったく期待ゼロです。(涙)

しかし奇跡はおきました!
朝食を済ませて外へ出てみると雲ひとつない青空!!!!
雲海の向こうに登りくる朝陽と、その朝陽に照らされてピンク色に輝く穂高連峰を眺めしばし絶句。
これがあるからまた登りたくなるんですよね…

下山してから見つけた山の案内板は今年の遭難概要マップに変わっており、前日のことを思いながら見ていると正直ゾッとしましたが、さらに気を引き締めて必ず来年また行ってきたいと思います。

担当者コメント

平野智奈

吹田市Y様邸の木工事

2015年10月10日

先日Y様邸の木工事が完了ということで現場視察に行きました。

「やっと終わりましたよ」佐藤棟梁が笑顔出迎えてくれましたが、 その声からは工事がひと段落した安堵感のようなものが感じ取れます。

そして、ひと部屋ひと部屋をじっくり案内してくれましたが、その中で和室の天井材に目が留まりました。 なかなか今までにない仕様で、すごく出来栄えの良い仕上がりになっていました。

「この目地幅もいろいろ意見があったのですが、わたしはこの幅にしてよかったと思うのですが・・・。」佐藤棟梁の説明にも力が入ります。やはり今まで施工してきた思い入れがいっぱい詰まっているのがその説明からもまた感じ取れました。

お客様のこだわりに応えることを喜びとする佐藤棟梁の心情がとても伝わってきます。 また少し現場から離れることに対して名残惜しそう感じがいたしました。

担当者コメント

佐藤棟梁お疲れ様でした。
いよいよ内装の仕上げ工事だ。 12月初旬から中頃にはY様のご好意で完成見学会をさせていただくことになっていますが、完成が待ち遠しい。

お施主様主役の構造見学会

2015年10月06日

秋晴れで絶好の行楽日和でした 10月3日(土)・4日(日)の両日、滋賀県大津市のK様邸で構造見学会を行いました。

K様邸の現場は琵琶湖の湖水が京都府を流れ大阪湾へと注ぐ瀬田川と瀬田の唐橋、そのほとりに建つ紫式部ゆかりの寺「石山寺」に近く、深緑の山並み、おだやかな流れを眺めると風光明媚という言葉が実にピッタリとくる所です。

見学会はお施主様の絶大なご理解とご協力が無ければ開催できませんが、K様ご夫妻には大変快くお引き受けいただき、当日を迎えました。

初日は4組様、二日目には5組様にご参加いただきましたが、見学会の内容としては「大成の家づくり」と題して、現場の工事写真を使って工法やシステム、大成のこだわりをモニターを使ってご説明させていただいた上で、建築中のお家を個別にご案内、ご説明させていただいております。

今回K様が両日ともご参加いただき、皆様の前で涼温な家に出会うまでの経緯や、大成にお決めいただいた理由など、ご夫妻で作られた3ページにわたる資料までご準備いただき、参考にしてくださいとお配りいただいたのには感動しました。

また、それぞれのお客様にもざっくばらんに接してご相談にも応じていただき、社員だけではどのように頑張ってもできない和やかで楽しい構造見学会となりました。

完成見学会をされるなら是非参加したいとK様に直接お願いされるお客様もおられ、これに対してK様も即座に快諾していただいたことにもまた感動。

竣工は12月中旬頃の予定で、慌ただしい時期にはなりますが、何とかお時間をつくっていただき、多くの方に冬の涼温な家を存分に体感いただければと思います。

担当者コメント

K様ご主人様、奥様、絶大なご協力を賜りまして誠にありがとうございます。
お陰さまで私たちにとりましてとても充実感を味わえる見学会となりました。

また、ご参加いただきましたお客様には休日にもかかわらずご参加いただき、熱心にお聞きいただきありがとうございました。
完成見学会にはまたご参加いただけますのを楽しみにしております。

大阪市旭区のS様邸気密測定結果

2015年10月05日

大阪市旭区にあるS様邸の気密検査をさせていただきました。

当日はご夫妻でお立ち会いいただきましたので、測定前に測定士さんから測定の仕方等の説明をS様御夫妻にしていただきました。

S様御夫妻はその説明を熱心に聞いておられました。

御夫妻とも完成が待ち遠しい感じで、測定中にもお家が出来上がっていくのをすごく楽しみされているのを感じました。

弊社におきましては、全棟すべてのお家に対して気密測定の実測を行っております。

弊社の建てる建物は高気密住宅と言われる住宅ですが、国が定める基準である高気密住宅のC値5.0という数値よりもレベルが高い0.5以下を目指した気密性能を求める住宅です。ですので、一棟一棟丁寧に作り上げる必要がございます。

0.5以下を目指すには、機械化ではできない部分であり、やはり職人さんが丁寧に作業していかなければこの目標の数値を出すことは不可能なことなのです。

地道にコツコツ、粘り強く丁寧な作業とこれまでに培った技がなければ、この0.5以下の数値には到達しないのです。これは専業としてやる工務店だからこそ言えることでないかと確信しております。

その証となるのがこの気密測定でございますので、お家を全棟検査するのは当たり前だと思うのです。そして今回も0.19と良い数値を出すことができました。

担当者コメント

高気密住宅を建てる工務店として早13年が経ち、気密の数値も安定して出せるようになってきたのもこの工法に特化してきたからこそではないかと思います。

京都府精華町の基礎工事現場で

2015年10月04日

先日、精華町で工事中のH様邸の鉄筋工事を行っていたところ、大津市で工事中のK様が鉄筋工事を見に現場に来てくださいました。

ご自身の現場のときは多忙で鉄筋工事が見れなく残念そうでしたが、大成の工事の目玉でもある地中梁を見てみたいということで、わざわざ遠方より来てくださいました。

工事が進めば見えなくなるところをしっかり見ていただけて、お褒めのお言葉もいただき大変嬉しくなりました。

担当者コメント

これからもしっかりと工事の方を進めて行こうと思います。

ウルトラスーパー吉日

2015年10月03日

現場監督の湯浅です。

2015年9月29日は『天赦日』(てんしゃび)という日本の暦の上で最上の吉日とされている日で何か新しい事を始めたり、躊躇していた事に挑戦するなどにはもってこいのスーパー吉日だそうです。

そしてなお且つそれに加えその日は『一粒万倍日』(いちりゅうまんばいび)という日で、たった一粒の籾が万倍にも実り大きな稲穂になるという意味の、これまた縁起のいい日がダブルで重なるというウルトラスーパー吉日でした。

私はその日のその日までそんな日があるのも知らなかったのですがその日現場に行くと佐藤棟梁が「今日は天赦日ですね!」と声を掛けてきました。「?」という事でよく聞いてみると天赦日は年に5~6日しかない貴重な日だという事で、しかも9月29日はこれもめでたく佐藤棟梁の誕生日でした。

しかしその日は特に新しく何かに挑戦する事も無く、躊躇していた事もなく、佐藤棟梁の誕生日を祝う事もなく、全く普通の日で終わってしまいました。 と何も出来ず残念に思い調べてみると次回の天赦日は12月14日でした。しかもその日はまたまた一粒万倍日と重なるウルトラスーパー吉日なのです!

担当者コメント

次回こそは何かを始めるか、又は宝くじでも買って一発当ててみようかと夢のような事を考えながら、早速手帳の12月14日の欄に『天赦日+一粒万倍日』と赤字で書いておきました。
皆様も是非12月14日、何かをされてみてはいかがでしょうか。