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Blog大成ファミリーブログ
第13回安全衛生大会
2014年11月16日
先日、第13回目となる安全衛生大会をホテルニューコマンダーで開催致しました。
毎年の事なのですが、大工さん、下請け業者さんにとっても気持ちを新たにしていただくために有意義な安全大会としていただきたいという思いで毎年開催しております。
今回は富士火災さんのご協力で、現在富士火災海上保険でシニアリスクアナリストとして活躍されておられる大村健二さんをお招きしてご講演をしていただきました。
大村様はいろいろな企業への講演などをされておられ、「安全作業と災害防止」という内容でお話しいただき、いまだ変わらず建築業が死亡事故の占める割合が多い業種であることを再認識させられました。
いつの間にか慣れてしまって、そして怖さが無くなり、気の緩みから事故へとつながる等、危険と隣り合わせの業種であるという自覚が必要だと改めて感じさせられた貴重な時間でした。
現場監督はじめ多くの職方さんの安全への意識の向上にさらに取り組んでゆきたいと思います。そのためにも年1回ではありますがこの会は継続してまいります。
忙しい中、参加していただいた大工さん、下請け業者さん、職方さん、大変お疲れさまでした。
涼温な家の竣工が待ち遠しいです。
2014年10月30日
先日、O様のご契約が無事終わりました。
O様との出会いは、6年前に現在お住まいの近くに土地を購入されたのがきっかけとなり、「いい家」を建てるという思いで弊社の構造見学会や完成見学会に参加くださいました。
色々と長く検討を重ねられたということでしたが、O様からは「涼温な家を建てることに迷いはなかった」とお話しされました。
お母様の介護などで忙しくされたこともあり、「契約まで時間が掛かりましたが、95歳になる母が新しい家に早く住めたらいいなという思いで、今は早く涼温な家が完成したらと思っていますので、竣工が待ち遠しいです」と言っていただきました。
当日は2年前の松井代表、久保田様のセミナーに参加くださった息子様も契約に立ち会っていただきました。
涼温な家に早く住みたいと願うO様のお気持ちにしっかりとお答えできるように頑張ってまいりたいと思います。
親仁会
2014年10月28日
先日、箕面加古川荘 明徳庵で親仁会が行われました。
毎年この親仁会には講師として伊與田覺先生をお招きして講和を頂いております。
私は今年で4回目の参加となりますが、論語(2500年前の孔子の言葉)はなるほどという言葉が多く、現在まで受け継がれていることに驚きを感じます。
今回も親仁会という会の“仁に親しむ”ということの意味をお話しくださいました。
子曰わく、弟子入りては則ち孝、出でては則ち弟、謹みて信、汎く衆を愛して仁に親しみ、行いて餘力あれば、則ち以て文を学べ。(若者の修行の道は、家に在っては孝を尽し、世に出ては長上に従順、言動を謹み信義を守り、人々を愛し、高徳のある人と親しく接することは大切なことである。余力があれば詩とか書を読むのは良いことだ)という教えだそうです。
学徳のある人と接することは、人生にとって大きな変革をもたらすものだと思います。
TIP構法耐力壁面内せん断試験
2014年10月25日
先日、岐阜県立森林文化アカデミーという所でTIP構法耐力壁面内せん断試験が行われました。
当日はTIP構法を開発されたTIP協会の上西会長も来られており、色々と試験の説明をしていただきました。
試験場に行きますとTIP構法で作られたいろいろなバリエーションの試験体が用意されており、私はその内2体の試験に立ち会わせていただきましたが、このような試験の立ち会いは初めての経験で、大変勉強になりました。といいますのも、一方向からだけ力をかけるものと思っていたのですが、実際は逆方向からも力をかけて変位を測定していくという試験でした。
測定の機会が300ミリまでしか動かせないのですが、座屈するまでということで約15KNまで力が掛かりましたが、試験体は座屈までいかず、ガセットプレートは変形が見られない状態でした。
私が立ち会った試験体には筋交いが入っていなかったのですが、15KNまで力がかかってもガセットプレートのついている柱のところは破壊されていなかったのには驚きでした。
また、しなりという言葉があるように、弓のような復元力の効果があることに大変感激し、充実した一日になりました。
大成のつくる涼温な家には全棟TIP構法を採用しております。
涼温な家のメンテナンス
2014年10月24日
先日、この5月にお引渡し致しましたM様ご主人様からもう一度メンテナンスの指導を、ということでご連絡をいただきお邪魔しました。
ご主人様曰く、2ヶ月ごとにフィルターの交換をしているとのことで、メンテナンスの仕方も問題なくされておられ安心されたようです。
この夏の住み心地についてお尋ねしますと、ご家族皆様が口をそろえて「とても快適でした」と言っていただきました。
電気代については奥様から、涼温な家エアコンを8月は24時間スイッチONで、以前住んでいた家の電気代より1万円も安くなりましたと、とても満足なご様子でした。 ご主人様も、昨年は点けたり消したりしていたのにもかかわらず、電気代が1万円も高かったのには驚きですね・・・と。
全室快適空間にしてのこの電気代、涼温な家の価値の一端です。
今回の訪問で、建物の断熱性能の大切さを改めて実感させられました。
スマートウェルネス住宅等推進事業シンポジウム
2014年10月21日
先日、「健康・エネ住宅を推進する国民会議」が主催するシンポジウムに行ってまいりました。
今回のシンポジウムは、疫学調査やリフォーム補助を含めた事業内容を大阪府の医学、建築学の専門家および行政関係者、大阪府民など広く知ってもらうことが目的で、府民の協力のもとに住宅の断熱性が健康に与える影響を調査解明し、大阪に適した住宅や住まい方を将来的に見つけることが大阪府民の健康長寿や若年者の健康維持につながる可能性について議論されました。
基調講演では慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科の伊香賀俊治教授より「住宅と住まい方と健康に関する啓発・調査を大阪府民で行い、健康長寿・地域活性化国のモデルに」と題して講演されました。
住宅の断熱性能を上げることによって健康増進につながっていくということを医学的に証明するというのには大変な時間と、数多くのデータが必要になるのだと改めて実感させられました。
しかし、そういう中でも近畿大学建築学部長、岩前篤教授はじめ3年間という期間をかけて多くのデータを集め、立証しようとしている人達がおられることに感激し、とても熱意が伝わってきました。
エネルギー問題が先走りし、住宅も太陽光発電、創エネと高効率な設備ばかりに頼る住宅が多くなってきている中、前向きに住宅の断熱性能にこだわり、それを医学的に立証しようとする人達に会えて弊社の進むべき道は間違っていないと確信いたしました。
「涼温な家」をより多くの方に知っていただきたいと思いました。
秋の恒例“お芋ほり”
2014年10月17日
Y様は7年前、ソーラーサーキット工法でお家を建てられましたが、その年から毎年恒例となった芋ほりにお誘いしてくださいます。
今年で8回目となりますが、今回もY様の妹様のお子様も参加で大賑わいです。
Y様の妹様のお家も昨年から工事させていただき、今年の5月に涼温な家としてお引渡しさせていただきました。
2棟もお家を建てさせていただき、こうして芋ほりなどにもお誘いいただき感謝しております。
また、会社にもたくさんのサツマイモをいただきました。
Y様今年もありがとうございました。
S様ご夫妻の涼温な家への想い
2014年10月16日
10月11日、12日に宝塚市にあるS様邸で構造見学会を開催させていただきましたが、土曜日にはS様ご夫妻も終日見学会にお付き合いいただきました。
ご主人様はとても気さくに参加された方々に、この涼温な家を建てるに至った経緯などをお話しされていました。S様もやはり「いい家が欲しい」の本との出会いから、大変関心をお持ちになったそうですが、ご主人曰く、『その当時はまだ床下にあるダンパーを採用した工法でどうも納得がいかず、夏にダンパーを開けるのだけれど、開けたら熱い空気が入ってくるし、埃も入るのでは? 年をとった時にダンパーを開け閉めできるだろうか? と色々悩んでいると「いい家が欲しい」の本の内容も新換気へと進化し、床下ダンパーが無くなり、センターダクト方式へと進化したことでようやく納得でき、建てるのだったらこの工法だと確信しました。』
それまでにもいろいろなハウスメーカーの勉強を10年近くされたとのお話を聞き、この涼温な家に対する想いは熟慮の末決められた10年間の集大成だと思いました。
また、お家のプランについても今までのライフスタイルを併せ検討したプランになっており、ご夫妻から大変納得のいったプランになっていると言っていただきました。
参加されたお客様はそのようなお話に魅了されておられました。私もとても感動させていただくとともに、ご夫妻にはすごいパワーもいただきました。
S様には終日大変お疲れさまでした。本当にありがとうございました。
涼温な家の気密測定
2014年10月02日
先日、S様邸の気密測定をさせていただきました。
“涼温な家”の本にあるように、弊社では気密性の高い家を目指しております。そのため全棟気密測定を行っておりますが、大工さんの意識の中は常にオリンピックの競技種目のように、いかに良い数値を出すかというところで常に高い意識の中で奮闘していただいております。
なぜそこまで気密にこだわるのかと言いますと、気密性の低い住宅(隙間の多いお家)は絶えず空気が勝手に出入りしていますので、暖房しても冷房してもエネルギーロスが大きく、壁に断熱材を入れても断熱の効果を発揮するどころか、内部結露などを起こしかねないのです。 つまり断熱だけでなく、気密性をいかに上げるかがエネルギーロスを防ぐには非常に重要になってくるのです。
“涼温な家”は1台のエアコンで、家中の冷暖房をまかないますので当然気密がしっかりしたお家であることが必須条件でもあります。 つまり家中を暖めるということは焚火のように暖をとるというやり方とは全く考え方が違います。
真冬の夜に室内温度が8度で布団の中が28度とするなら、トイレへ行きたくてもその時点で20度の温度差があれば布団から出るのに勇気がいります。 今までの家づくりからすると大半このような家が当たり前だったのでしょう。
“涼温な家”の本をお読みいただければよりご理解を深めていただけると思います。
また、体感ハウスで空気質の違いを肌で感じ取っていただきたいと思いますので、是非お越しください。
写真は気密測定にS様ご夫妻がお立会いいただきました。 測定結果はC値=0.08でした。
涼温な家ゼロエネ住宅推進事業
2014年10月01日
先日、N様邸にこの夏の光熱費についてお聞きしてきました。
と言いますのも、N様のお家はゼロエネ住宅推進事業に採択された住宅で、毎月の光熱費を1年間記録、報告する義務がございます。7月の中旬からお住まいになられましたので、今回はその間の光熱費を教えていただきました。
N様邸は延べ60坪程のお家で、太陽光パネルとエネファームを装備されている電気・ガス併用のお家です。
この夏は涼温な家の特徴でもある1台のエアコンをフル運転で、少し夜中に消すという程度で過ごされたようです。それで8月の電気代は1万5617円でガス代が7238円の計2万2855円、太陽光の売電が1万8450円で相殺すると4405円の光熱費が掛かったということでした。
9月は電気代が6236円でガス代が1万67円の計1万6303円、太陽光の売電が2万3250円で6947円浮いたようで、前月分の光熱費4405円が取り戻せたとのことでした。
この調子でいきますと1年間トータルではゼロエネで過ごしていただけるかと思いました。
涼温な家で快適にお過ごしいただき、さらに実質光熱費ゼロとなれば申し分のないお家だと思います。