Blog大成ファミリーブログ

空気のごちそう

2014年11月17日

弊社の体感ハウスには「涼温な家」の核心、第1種全熱交換換気システムとCDエアコンがロフトにすわっています。

ここ数日、寒い日が続いていますが体感ハウスの中はとてもほんわりと暖かく、気持ちの良い暖かさに包まれています。昼間、天気が良いと日光でぽかぽかして、CDエアコンはOFF。自在にコントロールできるのはとても快適です。

そんな快適さを下支えしているのが空気の質の高さだと思います。窓を閉め切っていても空気のよどみ感がなく、妙な臭いも感じられませんし、ゴミやほこりの少ないクリーンな空気は、まず他では味わえない、空気のご馳走です。

花粉症などのアレルギーをお持ちの方は空気の質に敏感ですので、この目には見えない空気の質感に驚かれますが、そうでない方にも空気のもつ独特のストレスを感じさせないこの空気感が大変好評です。

この空気のご馳走を持続させるのに、重要な役割を担っていますのが「空気浄化装置」です。この中身の見える箱には3重のフィルターが備わっていますが、体感ハウス周辺の環境のせいか1か月もするとフィルターが黒ずんでくるのがわかります。

今日、空気浄化装置のフィルターを交換しました。箱の中はとてもきれいになりましたが、取り外したフィルターを見ると、あまり気持ちの良いものではありません。いつも意識せずに吸い込んでいる空気の中に含まれているんですが、見えるとぞっとしますね。

おかげで、体感ハウス内はあまりゴミやほこりが目立ちません、吹き抜けにかかっている梁などの上にも、ホコリが積もるようすもなく、お掃除が楽です。これも住み心地の一部かもしれません。

担当者コメント

「涼温な家」の体感ハウスにぜひお出でください、包み込まれるような暖かさと、質の高い空気感を味わいに。
空気のご馳走をご提供いたします。

「涼温な家」がイギリスに?

2014年10月07日

「いい家をつくる会」の松井代表は、現在ヨーロッパへ家づくりの視察旅行に行かれています。現在はイギリスでの視察のようですが。その様子を毎日ブログにアップされ、イギリスの住宅事情の一端を我々に伝えてくれています。

私がヨーロッパの住宅にもつイメージと言えば、長寿命、石造り、高断熱、そしてハイレベルの省エネ住宅への取り組みなどです。そのあたりは今回の松井代表のリポートでも伝わってきており、築100年とか150年の住宅に価値を見出すイギリス人気質は、変わらず続いているようです。ただ樹脂サッシの利用や断熱性の高さに関心をはらう人は多いようですが、換気に注意を向ける方があまりいらっしゃらないようです。

省エネへの関心から熱交換器に注意を払う人は増えているようですが、換気経路やフィルターの掃除に注意を向ける方は皆無なんだという印象です。私は「涼温換気SA-SHE・涼温な家」ばかりに携わっていますので、「気密・換気・メンテナンス」は最重要な命題です。常日頃、フィルターの汚れを目にしている者にとっては、換気システムとフィルター管理をおろそかにして健康で住み心地の良い家はできないと確信していますので、日本と変わりない意識のイギリスの現状は、驚きでもあり、「涼温な家」がいかに良い家なのかを再認識させられた次第です。

別の日のレポートhttp://180.222.85.213/blog/2014/10/post-2113.htmlにはイギリスの百貨店で売られている「HOT WATER BOTTLE」、日本でいうところの「湯たんぽ」が、イギリスの冬には欠かせないらしく、夏は窓開け換気、冬は布団に湯たんぽの暮らしぶりは、イギリスの住宅への認識を一新させられるブログでした。

そんな記事の中にイギリスのコッツウォルズという地域に40棟ほどの分譲住宅をつくる計画があり、そのうちの1棟を「涼温な家」での採用が検討されているとありました。もし実現すれば、松井代表は大工と現場監督を派遣するようです。実現すると日本でも話題になり、「涼温な家」の啓蒙にもインパクトを与えてくれそうですね。

話は違いますが、松井代表のレポートに登場するイギリスの住宅価格は驚くほど高価格で、億を超える物件が多数登場します。最近目にした業界機関紙によりますと、リーマンショックで痛い目にあったはずのアメリカでも同じなような傾向があり、住宅着工件数の増加とともに高級住宅志向がより進んでいるようです。ちなみにアメリカの新築住宅の着工件数は8月だけで一戸建て64万戸、集合住宅は30万戸とでていました。ちなみに日本の8月はどうかというと、一戸建て新築住宅が約2.5万戸、共同住宅が約2万戸、貸家が約2.5万戸です。

松井代表の次の訪問地デンマークからのリポートが楽しみです。

 

 

担当者コメント

画像は弊社体感ハウスに設置されている涼温換気システムの空気浄化装置「フィルターボックス」と、その内部で濾しとられた付着物がくっついた各種フィルターの汚れです。
たった1か所の空気清浄化ボックスを定期的に管理するだけで、常時きれいで快適な空気環境を保てる「涼温な家」。
涼温換気システムは世界でもまれな換気システムだと実感させられた松井代表のブログです。

燃料電池

2014年08月02日

先日、奈良でお引渡しをさせていただいた「涼温な家」N様邸には、大阪ガスのエネファームが設置されました。ご存知のようにエネファームは燃料電池と呼ばれる仕組みで発電しますが、最近、トヨタが同じ仕組みで発電した電気で車を走らせる「燃料電池車」を2014年度中に一般発売すると発表していました。家で使う電気を自家発電する機器としてはすでに太陽電池を屋根に載せる太陽光パネルが一般的ですので燃料電池で発電するといってもあまりお客様の反応は大きくありません。各戸には電力会社から電気が供給されているので雨の日や晩に発電しなくても差し迫ったことにはなりませんので、しばらくは太陽光発電が家の自家発電装置のメインだと思われます。ただ、最近のガソリン価格の高騰や地球環境の保全などから、代替エネルギーとして電気自動車への転換が少しずつ進むのではないかと思います。そこから考えると車の「燃料電池」への期待は家の発電装置とは比較にならない大きな期待が寄せられているように感じます。ところでこの燃料電池は水素と酸素から電気を作り出すという、今までの発電機とは根本から違う技術への興味がつきません。トヨタの発表では水素のもつエネルギーの83%を電気エネルギーに変換できるとの事です。原子力発電などでも、電力を生み出すのはお湯を沸かし蒸気でタービンを回すという仕組みですので従前のやり方と変わりありません。60坪をこえる大きなお家に2世帯が住まわれますが、エアコン1台ダクト1本で夢のような住み心地を実現する「涼温な家」が革新的な技術のエネファームとN様邸でどのような効果を得るか、時々にお伺いしてお話をお伺いしたいと思います。

担当者コメント

N様はエネファームと太陽光発電を組み合わせたダブル発電を採用され、涼温換気の家の性能と合わせて、ゼロエネ住宅の認定をうけられております。

「SA-SHE・涼温換気の家セミナー」が近づいてまいりました。

2014年05月26日

「いい家」が欲しい。の著者、松井修三氏と「さらにいい家をもとめて」の著者、久保田紀子さんに来ていただいて「SA-SHE・涼温換気の家」セミナーを行いますが、いよいよ、次の日曜日(6月1日)に迫ってまいりました。場所は大阪駅にほど近い「グランフロント大阪」タワーA24階、パナソニックの会議室をお借りして行います。

今年は消費税が8%に上がり、お家を建てられる方にとって負担が大きくなり、その分慎重な家づくりを心掛けておられるお客様が多いような気がいたします。その意味では家づくりの目的を「お住みになられるご家族の幸せ」という、作り手が真に心掛けなければならない点におかれた松井さん、久保田さんのお話を、ぜひ皆さんにお聞きになっていただきたいと思います。

お二人は東京、横浜ではほぼ毎月「勉強会」を開催され、空気質という他の工法では触れられる事のない範囲まで含んだ真の「住み心地の良い家」とは何かを講演されています。ただ関西からは少し遠いですので、交通至便な大阪駅隣で行います今回の「セミナー」にぜひご参加くださいませ。なお全て予約制ですので、早めのご連絡をお待ち申し上げております。

なお、午前の部では「SA-SHE涼温換気の家」に1年間住まわれた「K様」に住み心地などをお話ししていただきます。K様は東京の勉強会に参加されたのですが、その様子を松井さんがブログに書いておられますのでそれもぜひお読みくださいませ。http://180.222.85.213/blog/2014/04/post-2003.html

セミナーのご参加ぜひお待ち申し上げております。

空気質が何よりの良薬

2014年04月12日

待ちに待った桜も一瞬で駆け抜けてしまい、道路が桜の花びらできれいに汚れています。遅咲きの桜で満開の大阪名物「造幣局の通り抜け」も始まりました。寒い日々から解放され、自然と明るい気持ちになりウキウキしてきますが、ヒノキの花粉に異常反応する私にとっては一番つらい季節でもあります。

ただ花粉症の薬は日進月歩で良くなっています。あまり眠くもならず、しっかり症状だけは抑えてくれる、そんな最高の薬をお家を建てていただいたお施主様から教えていただきました。そんな訳で今年は年明け早々からその薬を飲み始め、つい1週間ほど前までは何の症状も現れず「よっしゃ―」という感じでるんるんでしたが、スギ花粉が終わり、ヒノキに変わったとたん・・・それは来ました

まーしゃーないんですが、もうちょっと頑張って効いてほしかったですね。毎日毎日、空が白くかすみ、花粉なのかPM2.5なのか見た目ではわかりませんが、安心して胸いっぱいに空気を吸い込むなんて、したいけど私にはできません。そういう時に救いなのが、私の職場にある「SA-SHE涼温換気」の体感ハウスです。

建物の造りが高気密(なんとC地0.5以下)に出来ていますので、そのままでは室内に外気はほとんど侵入してきません。当然花粉やPM2.5なんかもシャットアウト。そしてそこに新鮮な空気を送り込むのが熱交換型第1種換気システム+CD-HEVダクトです。このダクトから出てくる新鮮空気は、粉じんや虫類、もちろん花粉やPM2.5などを用途別に設けられた3重フィルターできれいに濾しとったあとの、文句なしにきれいな空気なんです。私はここでだけ思う存分、胸いっぱいに空気を吸い込むことができます、やっぱり「空気質」こそが何よりの良薬だと日々思うこの頃です。

 

 

担当者コメント

花粉症で苦しんでいる方、是非SA-SHE涼温換気の体感ハウスへお越しください