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施工現場レポート

地鎮祭

2015年08月09日

建築に先立って土地の神を祀り、工事の安全や建物の平安を祈願する行事が地鎮祭ですが、「日本書紀」にも記録されている由緒ある儀式です。

地域や神社さんによって内容が異なりますが

1.修祓(しゅばつ)参列者やお供え物を祓い清めます。

2.降神(こうじん)この土地の神々をお迎えします。

3.献饌(けんせん)神様にお供えを献上いたします。

4.祝詞奏上(のりとそうじょう)これから先、この土地をお借りし家を建てることを神様に奉告します。

5.四方祓いの儀(しほうばらいのぎ)敷地の中央および四方をお神酒・米・塩・白紙などで清めます。

6.地鎮の儀(じちんのぎ)土地を現した砂山で行う儀式で、設計者、お施主様、施工業者それぞれが行います。

7.玉串拝礼(たまぐしはいれい)参列者が玉ぐしを捧げ、工事の安全を祈ります。

8.撤饌(てっせん)神様へのお供えをお下げします。

9.昇神(しょうじん)神様にお帰りいただきます。

10.直会(なおらい)神様にお供えしたお神酒などのお下がりをいただきます。(時節柄省略されます)

おおよそ30分の祭事です。