Const
ruction report
施工現場レポート

基礎コンクリート試験

2024年05月29日

先日、基礎コンクリート試験を実施いたしました。弊社では基礎のコンクリートを打設する前に、現場監督のもと現場で基礎コンクリート試験を実施いたします。

基礎コンクリート試験について少しご説明させていただきます。

コンクリートは、建築物の基礎として不可欠な材料です。その品質は、建物の安全性と耐久性に直接影響を与えるため、基礎コンクリート試験は非常に重要です。この試験は、生コンクリートが設計通りの品質を持っているかを確認するために行われます。

基礎コンクリート試験には、いくつかの主要な検査項目があります。納品書の確認から始まり、スランプ試験、空気量試験、塩化物量試験、圧縮強度試験などが含まれます。これらの試験は、コンクリートの流動性、硬さ、空気の含有量、塩化物の濃度、そして最終的な強度を測定するために実施されます。

スランプ試験は、コンクリートの流動性を測定するために行われ、コンクリートが型枠内で適切に流れるかどうかを確認します。空気量試験は、コンクリート内の空気の含有量を測定し、凍結融解耐性や耐久性に関連しています。塩化物量試験は、コンクリート内の塩化物イオンの濃度を測定し、鉄筋の腐食リスクを評価します。圧縮強度試験は、コンクリートが設計上の要求を満たす強度を持っているかを確認するために行われます。